こんにちは!副業兼業ニュースです。
炎天下の中、通勤・通学していたのがばかばかしくなるほど、快適な在宅ワークをしている筆者です。
働き方って様々あるのに、どうして自分に合った働き方を選ぶ人は少ないのでしょうか。
このニュースを読んで、働き方について今一度考えてみようという人がいたら嬉しいです。
では、20年6月8日週に発表された、働き方に関するニュースをお知らせします。
当週(2020/06/08-06/14)のイチオシニュース
・企業と社員の新しい関係性を築く パーソルP&T「複業促進モデル実証プロジェクト」を開始
・ビジネスマンの副業意識を調査 気になること1位は「税金や確定申告」
コロナ禍で副業希望者急増。ニーズの高い人材像は?
企業と副業希望者のマッチングサービスを手掛ける「Another works」によると、同社サービスに登録する副業希望者は3月からの2カ月で約4千人も増えたという。
そもそも意識の高い者同士のマッチングの場だったが、コロナ禍で、大手メーカーなどこれまで登録のなかった企業に勤務する正社員の登録も増えたそうだ。
副業はブーム期に入ったといえるだろう。
今、企業側がほしい人材とは
営業職などのビジネスサイドへのニーズが高いそうだ。
ベンチャー企業を中心に、人件費を固定費ではなく変動費と捉える流れはこれまでもあったが、今春以降、それが強まっているという。
営業であれば、フェーズごとに飛び込みが得意な人材、ある業界に人脈を持っている人材、というように、最適なスキルを持つ人材に業務を委託するケースは増えている。
しかし、営業職以外にも、特化した知識や経験へのニーズは高い。
例えば、人事。転職サイトなど、多数展開されている採用ツールをどう使いこなせばよいのかがわからないので、運用経験のある人材の助言がほしい、という要望や、リスティングやSNSの広告運用の知見があるマーケターを求める企業もあるという。
直近では、コロナ禍によりマーケティングを行いにくいため、戦略そのものを立て直せる人材へのニーズも高まっているそうだ。
副業を始めるコツは?
副業を始めるためには、まず、自分のスキルを“棚卸し”することから始めるのが大切だそうだ。
本業にしっかりと取り組んできた人であれば、必ずそのスキルや業界の知識、人脈を必要とする企業はあるはずなので、まずは、自己分析してみることが副業を始める準備になるという。
その次に大切なのは、目標や将来像を明確に持つことだ。
単なる“お金”目的だとモチベーションが持続せず、本業までおろそかになってしまうケースが珍しくないという。
目標のあり方は人それぞれだが、いくつかの事例がある。
「大手企業でデザイナーとして働いていたが、育休期間で本業には戻れない。しかし、仕事勘を鈍らせたくないので、副業に挑戦するという人がいました。専門職だと、在宅でオンライン会議も制作もこなせるので、復帰に向けてよいプロセスになっているようです」
他社のカルチャーに触れ、仕事や人生の幅を広げたいという人も少なくない。
「極端な人の場合、報酬はいらないので会議などに参加させてほしい、という要望もあり驚きました。新卒から同じ企業に勤めている人の場合、今の自分のスキルが違う企業や業界でどれくらい通用するのか試してみたい、という思いもあるようです」
独立や転職を検討している人たちが副業を始めるケースもある。
「次のステージに挑戦するために必要なスキルや経験を、本業では身につけられないので副業で習得しよう、という目的です。特に独立の場合、現在の勤務先をすぐに辞めるのはリスクを伴うので、副業を起業までの準備期間と位置づけ、新しい人脈を開拓する人もいます」
このように、副業をする目的や目標は様々だが、「自分がどうなりたいか」というのを明確してから始めている人のほうが、副業への意欲も高いことように感じる。
個の能力が問われる時代へ
在宅勤務の浸透や残業時間の短縮、さらには週休3日制を検討する動きも出てきており、会社員の可処分時間はさらに長くなりそうだ。
一方で、本業の収入減も予想される。
今後、副業は一般化していくのだろうか。
自分の力はどれくらいか。個として、やりたい仕事はなにか。
副業時代に備え、スキルセットや仕事観を改めて考えてみる必要がありそうだ。
関連リンク コロナ禍で副業希望者急増。ニーズの高い人材像は?
企業と社員の新しい関係性を築く パーソルP&T「複業促進モデル実証プロジェクト」を開始
総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横道 浩一、以下「パーソルP&T」)は、2020年6月より「複業促進モデル実証プロジェクト」の参加企業を募集する。
「複業促進モデル実証プロジェクト」について
パーソルP&Tが開発を進めている企業向け複業促進サービスは、社員の複業の後押しや効果の可視化をすることで、企業・従業員双方の不安や懸念点を解消し、企業の複業促進を図るためのサービスだ。
複業制度を解禁したけど社内に浸透していない、もともと制度はあるけれど活用が進んでいない等、複業において課題を抱えている企業を募集し、実際にサービスをご利用いただきながら、複業を社員の成長機会と捉え、いかに企業・社員にとって有益な活動とできるかを本プロジェクト通じて共同で効果実証を行う。
「複業促進モデル実証プロジェクト」募集概要
■目的 企業・社員双方に価値のある促進コンテンツとなるためのサービス検証
■実施時期: 2020年7月1日~2020年9月30日
■募集企業数: 社員の成長において副業促進を検討中の企業5社(社員数300名以上)
■募集期間: 2020年6月2日~2020年6月26日
■お問い合わせ: 「複業促進モデル実証プロジェクト」事務局宛 ppt-protea01@persol.co.jp
なお、応募期間中には、本プロジェクトの募集説明会も兼ねた企業向け複業促進セミナーも予定しているそうだ。
新型コロナウイルスをきっかけに、新たな働き方として再注目されている「複業」に興味関心がある方は是非参加してみよう。
【Web開催】企業向け複業促進セミナー 開催概要
■日時: ①2020年6月11日(木) 15:00~16:30 ②2020年6月16日(火) 15:00~16:30
■対象: ・副業解禁をしたものの制度促進が図れていないとお悩みの方 ・社員の副業での効果を自社のリソースとして活用したいとお考えの方
■URL:https://www.persol-pt.co.jp/eventseminar/list/wsc0611/ ※お申込み、詳細についてはこちら
■ワークスイッチコンサルティングについて<https://www.persol-pt.co.jp/ws/>
ワークスイッチコンサルティングは、パーソルグループにおける生産性向上の専門家集団だ。
「はたらく人々や企業へ働き方の転換を」をコンセプトに、「業務」「テクノロジー」「プロジェクトマネジメント」からアプローチし、クライアントの直面している課題に対し、共に考え、共に打ち手を決め、共に実行し、共に成果を創出している。
■パーソルプロセス&テクノロジー株式会社について<https://www.persol-pt.co.jp/>
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、人・プロセスデザイン・テクノロジーの力で、人と組織の生産性を高めることを使命としている。
お客様の事業課題に応じたコンサルティングやシステム開発、アウトソーシングのほか、人とテクノロジーが共存できる社会を目指し、RPAやAIなどを駆使した最新のテクノロジーやサービスを提供している。
■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/>
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、 転職サービス「doda」をはじめ、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開している。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、オープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開している。
関連リンク 企業と社員の新しい関係性を築く パーソルP&T「複業促進モデル実証プロジェクト」を開始
ビジネスマンの副業意識を調査 気になること1位は「税金や確定申告
「人を夢中にするゲームのノウハウ」で売上アップをコンサルティングする株式会社ジースト(本社:大阪府大阪市/代表取締役:神馬 豪)は、新型コロナウィルス感染症が働き方に影響を与えつつある中、「副業」を考えている人の意識を調査するため、オンライン・アンケートを実施した。
アンケート調査実施の背景
現在、コロナの影響により、日本人の働き方に変化が見られている。
そんな中で、本業の働き方の変化により、副業への意識がどう変わったのかを調査することで、日本の会社やビジネスマンが、新しい働き方について考えるヒントになるのではないかと考えた。
・副業する上で気になることは?
「税金や確定申告」 30.2%
「本業との両立ができるか」 29%
「どうやってスキルを身に付けるか」 23.5%
「どうやって仕事をとるか」 17.3%
・副業したいか、したくないか?
「副業したい」36.9%
「副業したくない」63.1%
・コロナで「副業」への意識はどう変わったか?
コロナで意識が変わった人 18.3%
変わらなかった人 81.7%
また、コロナで意識が変わった人のうち、コロナ後に副業をやりたくなった人は8.6%、コロナ後に副業をやりたくなくなった人は9.7%という結果であった。
今後、 ◎副業をする場合、どんな副業をしたいか ◎副業をする際に誰に相談するか についても調査を行うそうだ。
関連リンク ビジネスマンの副業意識を調査 気になること1位は「税金や確定申告」
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