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2020-06-18 23:06

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ニュースまとめ(2020年6月15日週)~パラレルキャリアを活かした社内実業家、「コロナ離職者」の仲介など~

こんにちは!副業兼業ニュースです。

梅雨に入り、蒸し暑い日々が続いていますね。

たまに見える青空に元気をもらっています!

「夏風邪」が流行る時期ですので、コロナウイルスだけでなく体調管理にも気を付けていきたいですね。

では、20年6月15日週に発表された、働き方に関するニュースをお知らせします。

当週(2020/06/15-06/21)のイチオシニュース

・パラレルキャリアを活かした社内起業家3名に聞く–社外での成功体験を社内で活かすには? –

・総合職でもスペシャリストでもない 10年後必要なのは

・広がる「コロナ離職者」仲介、札証は250社掲載

パラレルキャリアを活かした社内起業家3名に聞く–社外での成功体験を社内で活かすには? –


5年前は9割以上の企業が禁止だった副業だが、今では解禁となった企業も多く、副業に関する様々なイベントが開催され、サービスもリリースされるようになった。 そんな中、複業にも第二世代が現れた。

それは、パラレルキャリア(複業)で得たものを活かして、イントレプレナー(社内起業家)として活動する人たちのことだ。

パラレルプレナーとは何か

第1回パラレルプレナージャパン公式イベントは、5月16日にオンラインで開催された。

AGCに勤めながら、フリーランスやNPO二枚目の名刺などでも活躍する磯村幸太氏、西日本電信電話(NTT西日本)に勤めながら、総合エンターテイナーや6社の顧問・アドバイザーなどでも活躍する及部一堯氏、トヨタ自動車に勤めながら、ミクサプやアイデアプラスなどでも活躍する金子雄亮氏の3名が登場し、モデレーターはHARES CEOであり、複業研究家として活躍する西村創一朗氏が務めた。

今では、「ふくぎょう」という言葉は、副収入を目的に仕事のすきま時間などに行う「副業」と、本業と同レベルで様々なプロジェクトを同時並行でこなし、収入元を複数持つもの「複業」などに分類されるようになった。

今回の登壇者3名は、パラレルキャリア(複業)で得たものを活かし、イントレプレナー(社内起業家)として本業でも変革を起こしている。

こういう人たちのことをパラレルプレナーと名付けた。

パラレルキャリアにより、大企業内での働き方が自由になった

磯村氏は現在、「ビジネス」「ソーシャル」「ガーバメント」「アカデミア」という4つのセクターを越境しながら、越境学習を研究している。

その目的は、みんなが毎日ワクワクしながら働く社会への変化を促すことだそうだ。

AGCでは、組織開発やオープンイノベーションの社内コンサルやファシリテーターとして活動しながら、副社長直轄の組織開発PJなどにも取り組んでいる。

すべて自ら提案して実現したものであり、パラレルキャリアがなければ、実現していないと語っている。

パラレルキャリアを実践することで、会社に対するスタンスも変化したという。 例えば、以前は自部署の視点でものごとを捉えていたが、会社全体、社会全体からの視点でものごとを捉えるようになり、仕事も与えられるのではなく、自分で創るように変わっていったことだ。

普段のコミュニティと別のコミュニティで学び、相互の知識を蓄えることで、知識、人脈、機会、実績を持ち込み合って、時間をかけずにパフォーマンスをあげることが可能となったと説明した。

パラレルキャリア実践後の会社に対するスタンスの変化(磯村氏)

     before       after

視点  自部署      会社全体、社会

仕事  与えてもらう   自分で創る

評価  上司       周りの全員

給料  唯一の収入源   収入源の一つ

条件  与えられる    交渉する

育成  組織が考える   自分で考える 

大企業の会社員がパラレルキャリアになぜハマるのか

パラレルキャリアにハマる3つのポイントとして、1つ目は固定概念が柔らかくなること、2つ目はアウトプットの品質が高くなり、残業も減ること、3つ目は自分を120%燃やし切ることを挙げている。

今では、通勤中の渋滞を問題視し、その解決策として、通勤ライドシェアを社内に提案し、特許も出願し、実証実験もスタートしている。

これはパラレルキャリアを実践し、自分が変わったことで得られたサービスだという。

社員の意識改革のために企画しているセミナーやワークショップは、これまで3000人以上が参加し、社内の様々な変革を加速させている。

パラレルキャリアを社内に活かし、社内の経験をまた外部に活かすエコシステムができあがっているのだ。

社内から見た自分が変わることで、チャンスがくる

及部氏は、本業では自ら新規事業を創出する活動と社内の新規事業創出支援を行い、プライベートではマジシャンなどの総合エンターテイナー、有志団体の代表、6法人の顧問やアドバイザーに取り組んでいる。

パラレルキャリアによって、“自分”が変わり、自分が変わることで、“世間から見た自分”が変わり、世間から見た自分が変わることで、“社内から見た自分”が変わったと語る。

社内から見た自分が、「人脈」「スキル」「知識」「志」などを持っていると思ってもらえることで、新規事業創出や社内改革をする機会を与えられ、社外の知識・人脈・経験を活かした提案をすることができる。

そして、それが会社の方針と合えば、社内の先輩からサポートを得られ、やりたいことが実現できるようになるという。

このような取り組みが、プライベートでの総合エンターテイナー経験を活かした介護レクサポートサービスのリリースに繋がり、今もなおパラレルキャリアを活かして新規事業をつくっている。

パラレルプレナーになるためのKey Pointとしては、会社のために頑張ることはもちろんだが、それよりも“社会”のために頑張る意思を持っていることと、いろんな人から相談される自分になることだと話している。

パラレルキャリアの第一歩は?

パラレルキャリアを実現するためには、どのようなことをすればいいのか。

及部氏はイベントの企画と実行がオススメだと話す。

イベントはターゲットを考え、プロモーション、当日の段取り、収支計算などもするので、企画力や実行力、経営の視点、マーケティングなど様々なスキルが身につくと説明した。

ただし、大きなイベントをする必要はなく、まずは小さくても「とりあえず動く」ことが大事だと語った。

磯村氏は“複業は収入を得るもの”という印象はあるが、収入に関係ない社外活動も含まれていると考えている。

それを前提として「プロボノ」(ボランティアなどの社会貢献活動)をオススメするという。

新しいことをする際に、いきなり収入を得るのはハードルが高いため、「社会のためになること」を目指すことが大切だと話した。

金子氏は“この人面白いな”“このコミュニティ興味あるな”というところのフォロワーになることをオススメした。

そこで得た経験や取り組みを真似して、自分の領域に持ち込んで実行することからはじめると良いと伝えた。

複業を続けるためのモチベーションの保ち方とは

モチベーションの保ち方について、及部氏は単純に楽しいから続けられていると話す。

社会人を楽しむためには、「人」「お金」「スキル」「時間」をバランス良く得られることがポイントだと考えており、複業をすることで、それが全部満たされているので、自然と続いていくと語る。

磯村氏はわくわくすることしかしないと決めているので、モチベーションを不安視することはないと話す。

金子氏は自分のWILLを明確にし、事業の方向性をマッチする部分に対してアクションをうつことが大切だと伝える。

収入が得られる複業では「MUSTをこなさなきゃ」という意識になってしまいがちなため、「自分のWILLにつながるには、どうすべきか」を考える必要があると語った。

そうなることで、労働者ではなく、行動者になり、モチベーションの高さが保てるという。

複業する時間をどう生み出しているのか

本業で多忙な中、復業する時間はあるのか。

磯村氏は知識労働をすることで、時間の制約をなくすことができる。 むしろ、いろいろなところで活動することで、全体の生産性は上がると説明した。

金子氏は複業をすると、足し算ではなく、掛け算しているような感覚になり、アウトプットの質が高まる。

そもそも時間を使っても編み出せなかったようなアウトプットができるので、時間がなくなることは問題ではないし、むしろ時間が増える感覚だと伝えた。

パラレルプレナーを目指している人へ

最後にパラレルプレナーを目指す人に対してメッセージが送られた。

パラレルキャリアは一つの手段であり、自分がどれだけ社会に役に立てられるかという部分の方が大切なため、手段にとらわれず目的を据えて活動すべきだと磯村氏は語る。

働き方にもいくつかの型があり、自分が「自立型」「提案型」「受動型」のどれに該当するのか理解しておくことが大切。

それぞれの動き方は変わるので、自分に合う働き方を見つけてほしいと金子氏は話す。 パラレルプレナーは、社内・社外にとらわれずに自由に活躍する人であり、そのはじまりは「行動」しかない。

行動してみることで、意識が変わり、成功しても、失敗しても、全てが積み上がって実績となる。どんなことでもいいので行動してみるべきだと及部氏は伝えた。

関連リンク  パラレルキャリアを活かした社内起業家3名に聞く–社外での成功体験を社内で活かすには? –

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