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2018-11-11 07:00

働き方

順天堂大学とNTT Com、農作業によるストレス軽減に関する実証実験を開始

NTTコミュニケーションズ
ストレスは、職場や家庭などの環境を問わず発生
2018年11月7日、順天堂大学とNTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、農作業を行うことでストレス軽減を実現する「アグリヒーリング」の効果をより広く普及させるため、ウェアラブル生体センサhitoe(以下、同生体センサ)をはじめとするICTを活用したストレス測定システムに関する実証実験(以下、同実証実験)を、2018年11月16日より開始すると発表した。

精神疾患の要因に上げられるストレスは、職場や家庭などの環境を問わず発生し、人々はストレスを無意識のうちに蓄積している傾向にあるため、ストレスを自分自身でコントロールする手法や軽減する環境の創出が重要だ。

このような状況において、「アグリヒーリング」などの園芸療法は、花の鑑賞や農作業の実施により精神疾患の改善や高齢者の認知レベルの改善を行う治療方法であるが、数値的なエビデンスの提示ができず、効果を確認しにくいと言われている。

順天堂大学は、唾液から採取するストレスホルモンを計測することで、ストレス軽減効果の定量・数値化(以下、可視化)に取り組み、具体的な成果を確認しているが、唾液採取キットが高価で、取り扱いに制約があり、参加者が抵抗感を抱くこともあるため、会社や学校などでは、ストレス対策プログラムとして活用されにくい課題があった。
ICTを活用したストレス測定システム・実証実験の概要
同実証実験では、NTT Comが提供する同生体センサと「データ流通プラットフォーム」(以下、同プラットフォーム)を活用して、「アグリヒーリング」によるストレス軽減効果を医科学的に可視化する測定システム(以下、同測定システム)を開発する。

このため、順天堂大学が、従来行ってきた「アグリヒーリング」参加者の唾液採取によるストレスホルモンの計測に加えて、同生体センサで自律神経をリアルタイムに計測する手法を検証し、そのアルゴリズムを確立する。

また、NTT Comは、アルゴリズムを反映するソフトウェアを開発し、同プラットフォームに組み込むことで、同生体センサから得られた自律神経などのデータからストレスの可視化することで、スマートフォンやタブレットでリアルタイムにストレス軽減効果を確認する。

さらに、今後は、唾液採取ではなく、同生体センサから得られるデータを同プラットフォーム上のアルゴリズムで分析することで、ストレス軽減効果の医科学的な根拠データとしての有効性を見出し、この測定システムを用いた「アグリヒーリング」を精神疾患予防と将来的な治療へ活用することを目指すとのこと。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NTTコミュニケーションズ ニュースリリース
https://www.ntt.com/

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