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2018-07-27 11:07

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副業1年生、いちばんの心配事は「確定申告」? 〜「今だから聞いておきたい副業と税金のはなし」参加レポート〜

シューマツワーカー x Switch x 税理士ドットコム

2018年7月24日渋谷区宇田川で、副業社員の活躍を支援する株式会社シューマツワーカーが「税理士ドットコム」と共同でイベントを開催した。
「税理士ドットコム」は弁護士ドットコム株式会社が運営する、日本最大級の税務相談ポータルサイトである。
Switch税理士法人水村耕史氏が招かれ、副業をした際に必要とされる税務の知識・年末調整に向け対応すべきことなどについて話をした。
また、実際に副業社員やフリーランスとして働いている方によるパネルディスカッション、水村氏への質問コーナーが設けられ、来場したフリーランスとして働く人たちの疑問に答えた。

「新しい働き方」の推進によって、会社を辞めずに 「副業」 をするサラリーマンが増加している。
彼らの多くが、副業によって複数の収入が発生することで、これまで考える必要が無かった税金に関する悩みを抱えているだろうと今イベントが開催された。

講師の水村耕史氏

スピーカーはSwitch税理士法人 水村耕史氏。
神奈川県横浜市出身、1988年生まれで神奈川大学経済学部を卒業。個人事務所、BIG4税理士法人、アクタス税理士法人を経て、平成26年に独立。平成28年10月にSwitch税理士法人を設立。
現在Switch税理士法人の代表社員のほか、ITベンチャー企業、studioNASの代表取締役兼CEOを兼務。

「確定申告」における3つの大切なこと

「確定申告1年生に向けたセミナー」として、副業ワーカーの確定申告の仕方について語った。主に「『事業所得』と『雑所得』」「源泉徴収」「経費」の3点にフォーカスし、確定申告の仕組みについて説明をした。

・『事業所得』と『雑所得』
「事業所得」は事業として営んだ結果、得られた所得のこと、「雑所得」は「事業所得」や「不動産所得」など9種類の所得に当てはまらない所得のことを指す。
「事業所得」は給与所得との「損益通算」が可能なため、副業で赤字が出た場合、所得税などの税負担を抑えることができる。
ここが「雑所得」と異なる点で、算出方法はほぼ同じだ。

所得が事業所得とみなされるには一定の条件がある。
例えば、「一定規模の継続した収入であること」「相応の労力を伴う労働であること」「人や設備の投入がされていること」などだ。
「事業所得」である理由を明確にしないと、後から税務署から指摘を受けてしまう。

・「源泉徴収」
源泉徴収とは、雇用者が被雇用者の代わりに所得税を納める制度のことをいう。
給与や報酬ににかかる所得税を支払額からあらかじめ差し引き、個人に代わって納めるということ。

水村氏はシューマツワーカーで仕事を請け負った際のことを例に説明をした。
シューマツワーカーで報酬をもらう際、10.2%差し引かれた金額が払いこまれる。
この金額は確定申告をした際に戻ってくることがあり、人によっては数十万円にもなることがあるという。

・「経費」
「売上-経費=利益」、「利益x税率=税額」だと説明し、経費の算出の大切さを話した。
経費を正しく計算して税額を出せば、余分に税金を払うようなことを避けることができる。

水村氏は「事業に直接要するもの以外は経費ではない」と説明した。
「サラリーマンの方は基本的に経費を自分の確定申告の計算に入れることができない。
不公平をなくすため、直接収入に結びつくものしか『経費』として扱うことができない」のだという。

副業をしている3名と水村氏によるパネルディスカッション

実際にフリーランスや副業をしているビジネスパーソンと水村氏によるパネルディスカッションが行われた。
「仕事用に買った服は経費になるのか」という問いについて、「衣服はプライベートでも使えてしまうから『経費』にはならない」と説明。
公私の判断が難しいものは、収入に直接結びついていると断言し辛く「経費」には当たらないのだという。
「でも『建設業をしている人の作業着』や『ダンディー坂野の黄色いジャケット』はプライベートでは使用しないし、直接収入に結びつくため『経費』として扱われる」と話し、笑いを誘った。

「確定申告の際に出てくる『雇用契約』と『請負契約』はどう違いがあるのか」という質問もあがった。「『雇用契約』は給与、『請負契約』は報酬である」と水村氏が答えると参加者から「へえ〜」と声が上がった。
他にも、確定申告の際に用紙の「住民税の徴収方法」欄にある「自分で納付」に丸をすれば会社に知られないことや、領収書を貰えなかった場合は「出金伝票」に記録をしておけばいいことの説明があった。

副業と「確定申告」

「確定申告」には様々な要素の判断が必要で、税務署の相談コーナーや税理士さんに相談するのが良い。
しかし、場合によっては不利な判断をされてしまうこともある。
自分の業種と相性の良さそうな税理士さんを探したり、「税理士ドットコム」の様なサイトで相談したりすることが必要だ。
年末に慌てることがないよう準備を進めよう。

外部リンク

・シューマツワーカー
https://shuuumatu-worker.jp
・Switch 税理士法人
http://switch-c.com
・税理士ドットコム
https://www.zeiri4.com

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