オフィスコンサルティングを行う株式会社MAC(マック)オフィスは、9月1日より「フリーアドレス適性導入チーム」を立ち上げ、各企業のオフィスレイアウト事業に力を入れていくと発表している。

近年、空いている席を自由に使って仕事をする「フリーアドレス」を導入する企業が増加しており、同社でも今年4月から7月までの間に扱った212社を分析したところ、導入率は全体の約50%に上ったと述べている。
そのことから今回、フリーアドレスを見込んだオフィス設計事業を立ち上げ、提案していくことになった。
フリーアドレスは、部署を超えた社員同士の交流、オフィスの省スペース化、私物がなく整理整頓される、同じオフィス内でも席によって見える風景が異なるので気分転換になる、などのメリットがあげられる。
全国主要ビジネス地区のオフィス空き室率は、東京、札幌、横浜、名古屋、大阪、福岡で空き室率が5%を下回っている。オフィス物件の供給が少ない状況ではオフィス移転や新設は効率的とはいえない。
同社では、活用されていないスペースや使用頻度の少ないスペースを減らすなど、オフィス環境の改善を行うことで業務効率の向上、増員による適正なスペースの確保などができるとしている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社MACオフィスのプレスリリース(Dream News)
http://www.dreamnews.jp/press/0000179737/