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2018-04-22 10:00

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【今週のTopics(2018/04/22)】 HIS「多様性を生み出す 4 つの働き方を導入」

こんにちは。副業・兼業ニュース事務局です。
副業・兼業に関する、1週間の振り返りをお届けします。

今週はHISの「多様性を生み出す4つの働き方を導入」というプレスリリースをご紹介します。

HISは言わずと知れた旅行大手。
創業者の澤田社長が、3月から中長期の旅行に出るというユニークな発表をされていました。また、ハウステンボスの再建や、「変なホテル」の経営、ロボット・AIを活用した新しい接客、独自の手法で新しいサービスの在り方を提示されている企業です。

今回、HISが打ち出した施策は以下の4つ。

1.副業の解禁
2.時短社員へのフレックス制度勤務拡大
3.在宅勤務トライアルの開始
4.再雇用制度の導入


それぞれを少し深堀りしてみましょう。


1.副業の解禁
HISは、訪日外国人旅行者と地域の地元ガイドをつなぐマッチングサービス「Travee(トラビー)」を立ち上げています。このサービスを通じて、社員個人が通訳ガイドを行えるようにしたものです。

今回HISが許容した「副業」の境界線は
・社員が個人の事業として通訳ガイドを行うことを認める
・二重就労の解禁はまだ認めていない(「長時間労働の抑制を最優先しなければいけない環境の中、時期尚早と判断したため、一旦見送っております。」とのこと)
で、長時間労働の是正と、社員の働き方に配慮したものになっています。


2.時短社員へのフレックス制度勤務拡大
当社は、2017年7月より、一部部署にてフレックスタイム制度を導入していました。この対象を時短勤務で働く社員にも広げる、という趣旨です。

フレックスを導入することで、育児や介護など、それぞれのご家庭によりそったワークスタイル・チームマネジメントを行うことができ、より長期の雇用と高いパフォーマンスを期待したものと考えられます。


3.在宅勤務トライアルの開始
一部部署にて在宅勤務をテスト導入するとのことです。
この取り組みは非常に挑戦的です。

・ハード・ツールの面で十分な業務環境が用意できるか?
・在宅勤務者に、非在宅勤務者が配慮した環境を用意できるか?
・個人情報ならびに人の安全を預かる仕事において、セキュリティーの堅牢さと業務の効率性を両立できるか?


など、在宅勤務に反対する理由は山ほどあげられます。
組織としての覚悟を感じます。


4.再雇用制度の導入
退職後5年以内であれば、退職時と同じ待遇での再雇用をするとのことです。
一部社員に対する事実上の定年延長といえます。


今回HISは、社員のライフステージや嗜好性にあわせて、副業・フレックス・在宅勤務・再雇用の4つの柱を提示し、一人ひとりの生き方にあった働き方を打ち出しました。
これらは社員に配慮した新しい取り組みであるとともに、これらを受け入れるための業務改革・体制変更を同時に推進していかなければ、絵にかいた餅で終わってしまう恐れもあります。
HISの一つ一つの取り組みに目が離せませんね。


※HISのプレスリリースはこちら
https://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20180420.pdf
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